トルコリラの金利が高い理由

1990年代の日本では定期預金の利率が6%もあり高金利通貨の仲間でした。この時代では貯金こそ最大の投資になっており、多くの国民が郵便貯金にお金を預けました。しかし、年々金利は下がり続け、政策金利0.1%になるまで金利が低下しています。

1990年代に1億円の定期預金していれば、年600万円の金利を受け取ることが出来て金利生活を行うことが出来ました。
しかし、今は1億円を定期預金にずけたとしても年間10万円の金利しかつきません。
たった27年間で金利が60分1になった計算になります。
現在、日本円を持つ理由は日本で円を使用する以外に、リスク資産が売られた場合の回避先としても目的が殆どになります。「有事の時の円」と言う言葉があるように円はリスク回避マネーとして買われる傾向にあります。

再度、日本円に1990年代の高金利が来る可能性には期待することが出来ません。そのため、通貨金利を活用して資産を増やそうと考えた場合、他の国の高金利通貨を購入する必要があります。
そのため、ここでは各国の金利事情とトルコリラを含む通貨がなぜ金利が高いを検討していきたいと思います。

 


高金利通貨について

1. 各国の政策金利と年間利息


以下が日本で簡単に取引が出来る高金利通貨の一覧になります。

通貨 政策金利 100万円投資で年間金利
ブラジル レアル 10.25% 10万2500円
トルコ リラ 8% 8万円
南アフリカ ランド 6.75% 6万7500円
中国 4.35% 4万3500円
ニュージーランド ドル 1.75% 1万7500円

日本は27年間で金利が60分1まで低下しており、国が発展し経済や政治が安定をしてくると金利が下がる傾向にあると言えます。
そのため高金利通貨の国は、成長段階であり政治経済とも不安定な状態である理解することが出来ます。

2. 100万円投資した場合の投資回収期間

1990年代日本で、あと27年で金利が60分の1になると予想出来たでしょうか?
上記の高金利通貨は現在の金利であり、今後数年にわたり保証するものではないことを肝に銘じておく費用があります。
そのため「投資したお金を回収する期間を如何に短くするか」が高金利通貨に投資する上で重要になってきます。

国/通貨 100万円投資した場合の回収期間
ブラジル / レアル 9.7年
トルコ / リラ 12.5年
南アフリカ / ランド 14.8年
中国 / 元 22.98年
ニュージーランド / ドル 57.14年

一番、金利が高いブラジルレアルでも投資したお金を回収するのに9.7年の時間が必要になります。10年後のブラジルの政治経済状況を予測することは専門家であっても不可能です。
ましてニュージーランドドルの投資回収期間は60年後であり多く生きているかどうかも分かりません。そのため投資資金の回収に時間をかける程、投資のリスクが高まると言えます。

なお、FXにおいて適切なレバレッジを使用すれば、投資したお金を回収する期間を短くでき、時間的なリスクを下げることが出来ます。

3.100万円投資した場合の投資回収期間(レバレッジ2倍)

以下がレバレッジ掛けた場合の投資した資金を回収する期間になります。

国/通貨 レバッジ2倍で投資した資金の回収期間
ブラジル / レアル 4.85年
トルコ / リラ 6.25年
南アフリカ / ランド 7.4年
中国 / 元 11.49年
ニュージーランド / ドル 28.57年

 

4.  100万円投資した場合の投資回収期間(レバレッジ3倍)

国通貨 レバッジ3倍で投資した資金の回収期間
ブラジル / レアル 3.23年
トルコ / リラ 4.16年
南アフリカ / ランド 4.93年
中国 / 元 7.66年
ニュージーランド / ドル 19.04年

レバレッジ3倍まで掛けることが出来れば、トルコリラ、南アフリカランドなら5年間で投資した資金を回収することが出来ることが分かります。

以下が各国の金利の推移になります。

トルコリラおよび南アフリカランドは安定して高い金利を出している通貨になります。
それとは、対象的にニュージーランドドルやオーストラリアドルは金利が低迷してきています。


金利と政策の関係

日本がマイナス金利を導入した理由

2016年に黒田総裁が日本銀行に預けられている一部の資金に対して、マイナス金利を導入したことが話題になりました。
マイナス金利とは、貯金をしたら金利分が取られる制度になり、「銀行に預けたら損」をするシステムになります。
銀行に預けたら貯金がどんどん減る世界では、銀行にお金を預けるのがバカらしいので、市場にお金が流れます。
市場においてお金の流通量が増加するとインフレが発生します。

インフレと物価の関係をこちらをご参照ください。


日銀がマイナス金利の導入した目的は、市場に流通する円の量を増やし物価を上昇させることになります。


金利と各国の政策は深く関係しております。
そのため
金利を上げたり下げたりして、市場に流通しているお金の流通量をコントロールしています。

通貨が高金利になると

銀行にお金を預けると金利によってお金が増えるため「銀行にお金を預けた方が得」になります。
そのため、銀行は多くの資金を集めることが出来ます。 
1980年代の日本においては高度経済成長期の真っただ中であり、国が公共事業を含めて多くインフラ事業に資金を投入していた時期になります。
そのため事業に必要なお金を集めるために、金利を高金利にしていました。


そのため、政府銀行がお金を集めたい時に金利を上げると言えます。


トルコリラが高金利になる理由

1. 外貨を獲得するため

自国の通貨は中央銀行で発行することが出来ますが、外貨においては獲得する必要があります。政治や経済的な側面から、国は一定の外貨を獲得することが必要となってきます。
よって国は低金利通貨である円、米ドル、ユーロなど
売って自国の通貨を買って貰えるように政策金利を高くします
なお、 トルコの外貨準備金は順調に増えております。

2. 国内に流通しているお金を銀行に集めるため

金利とインフレ率は密接な関係にあります。
以下が2017年7月時点の国別の金利とインフレ率です。

政策金利 インフレ率
日本 0.1% 1.01%
アメリカ 1.25% 2.65%
イギリス 0.25% 2.45%
南アフリカ 6.75% 6.17%
トルコ 8% 10.8%
ブラジル 10.25% 4.37%

インフレ率が高い国ほど、政策金利が高いことがわかると思います。
インフレ率が高いと経済が活性化し市場に出ているお金の流通量が増えていることを示しています。それにより、需要と供給のバランスで
物価が上昇してしまいます。急激な物価の上昇は国民生活に打撃を与えるため、それを抑制するため国は金利を上げるお金の流通量を調整します。

現在のトルコの政策金利8%、インフレ率10.8%になります。このインフレ率が高い状況では、トルコリラの金利は下げづらい状況になり、しばらくは高金利を維持することが出来そうです。
なおブラジルレアルは政策金利とインフレ率が大きく離れており、金利が下がる危険性があると考えられます。


まとめ

政府が国に流通してい通貨を集めたい時や外貨を獲得する目的で金利を高くする。
また、高金利な通貨の国は新興国である場合が多く、経済成長伸び率が高くインフル投資や公共事業の整備のためにお金を集める必要がある。、

 

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