分散投資としてトルコリラ

投資の格言には、「分散投資は資産を守り、集中投資は富を築く」「卵は一つの籠が盛ってはいけない」など分散投資にまつわる言葉があります。


 「一つの籠にいれた卵を籠ごと落とした場合、全ての卵が割れてしますので分けて運びなさい」と言う意味になります。
投資においては一つの資産に集中投資をした場合、そくれが失敗した時に全てを失うことを示しており、破産をしなくないなら分散投資をする必要があります。

また逆に「集中投資は資産を築く」と言う言葉もあり、世界の大富豪の多くは1つの事業が成功して巨万の富を得ています。

トルコリラのスワップ投資においては金利が高く経済成長が期待できる新興国であり、分散投資の先として適していると考えます。
また銀行に貯金している日本円も資産になり、多くの人は資産の大半が日本円に偏っています。

今や日本円であっても単一資産を集めることはリスクになります。

分散投資の目的はリスク発生時に資産の価値を守ることになります。
そのため、分散投資は
単純に異なる資産に分けるだけでは、効果的な方法ではありません。
リスクを分散させて始めて正しい分散投資と言うことが出来ます。

改めて、分散投資について考えて行きます。

リスク資産とは

利回りが期待できるが元本割れる可能性がある資産のことをリスク資産を言います。
そのため株式、投資信託、FXなどがリスク資産となります。ただしこのリスク資産の中でも、新興国の為替や株式、マザーズなどの新興市場をよりリスクが高い投資先として知れれています。

通常、リスク資産を回避する場合は流動性を考慮してリスク資産を現金に換金します。
しかし現金は、中央銀行によって大量に発行することが出来、現金の価値が低下するインフレが発生する可能性があります。
そのため、現金や株式などような半無限に発行できる資産ではなく、土地や金などの希少金属の有限資産が最も安全性が高い投資先になります。


 どこに分散投資をするか

以上に示したように、単に現金を別々の資産を分けるだけでは、正しい分散投資を行うことが出来ません。
例えば100万円の現金を元に、トルコリラを軸にした場合の分散投資方法について考えみましょう。

最も悪い分散投資例

投資先 投資額
南アフリカランド 50万円
トルコリラ 50万円

この分散投資の方法では社会および経済情勢により、全体でリスク資産が回避される状態になった時、南アフリカランドやトルコリラが同時に売られてしまいます。詳細は世界中の通貨デフォルトに影響を受けるの段落を読んでみて下さい。
 この方法は通貨を分散していますが、リスクの分散が出来ていないため分散投資としては最も良くない投資例になります。

悪い分散投資例

投資先 投資額
東証マザース新興株 50万円
トルコリラ 50万円

トルコリラと新興市場との組み合わせになりますが、この方法も全体でリスク資産が回避される状態になった時に、同時に売られる可能性があります。
更にマザースなどの新興市場に上場している銘柄は株式発行数が少なく時価総額が小さいことがあります。
そのような銘柄は、株価が一気に暴落する可能性があるので注意する必要があります。

通常の分散投資例

投資先 投資額
東証一部の配当株 50万円
トルコリラ 50万円

トルコリラと東証一部の配当株との組み合わせは、どちらの投資先もリスク資産なります。東証一部の有名企業で配当金を出している場合、株価が下がるとある程度買いが入る傾向にあるので値下げ幅を大きくならないことが多いです。そのため、上記に示した2つ分散投資の例よりリスク資産が回避される動きになった場合でも、両方の投資先とも暴落する可能性は小さいと考えられます。

良い分散投資例

投資先 投資額
不動産の現物投資 50万円
トルコリラ 50万円

トルコリラと現物の不動産投資の組み合わせは良い分散投資であるといます。
不動産は家賃を基本とするインカムゲインの投資スタイルであり、家賃は需要と供給のバランスで決定されます。
そのため、リスク資産が回避される場合においても不動産需要は必ずあるため、家賃が暴落することはありません。
ただし、不動産の値上がり目的(キャピタルゲイン)で不動産投資をおこなっている場合は、
サブプライムローンのような不動産関連の金融商品が破綻した場合は、不動産価値が暴落する可能性があります。

分散投資の基本は、現物資産+リスク資産になります。

しかい、現物投資にはそれなりの知識と資金が必要になります。特に不動産投資のような閉鎖された市場は兼業投資家には向いておりません。
そのため現物の不動産投資に自信がない人は、まずは不動産投信から始めても良いと思います。

不動産投信についての詳細はこちら


 資産を購入する時間の分散

以下は米ドル/円のチャートになります。
仮に2012年の底値の時に100万円投資していれば・・・125万円になっており、25万円の利益を上げることが出来ました。

次のチャートはトルコリラ/円のチャートです。
仮に2013年の時に100万円投資していれば…56万円になっており、44万円の損失を出していました。

過去のチャートを見ながら「たられば」の話しをするのは簡単ですが、実施その時はどちらに動くのが分かりません。
将来ず儲かる」の知っている状況では、分散投資を行うと投資効率が低くなります。
そのような状況では、集中投資を行った方がより多くの資産を築くことが出来ます。

しかし、未来のことは誰にも分かりません。
分散投資とは、将来自分が賭けた方とは逆に為替が動くことに想定して保守的に行う投資スタイルになります。
そのため為替が逆に動いても、追加で購入することが出来るため平均取得単価を下げることが出来ます。

平均取得単価を下げることにより、底値から値上がり後の利益を最大化できるほかに、為替変動を平均化することが出来るためスワップポイント分の利益から安定した利回りを得ることが出来ます。


<購入時間を分散する方法としてドルコスト平均法があります。>


そのため、トルコリラを含む高金利通貨でスワップ目的の投資では分散投資は定石になります。


分散投資をする先の数はどうしらたよいか

1つの資産を購入するためには、事前調査や購入後も監視および管理をする必要があります。
そのため分散先の資産が増えると管理が大変になります。

そのため、仮に運用する資産が100万円だった場合分散しても2つ程度が妥当だと考えます。
それ以上、資産を分散して投資したしたい場合は、ETF(上場投資信託)などの金融商品を買った方が管理が楽になります。


まとめ

・ 格言通り「分散投資は資産を守り」「集中投資は富を築く」
・ 分散投資をするならリスク資産ーと安全資産を組み合わせることが大切
・ 高金利通貨のスワップ投資を行う場合はドルコスト平均法を行うことによりリスクを下げられる

 

 


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  1. 2017年 8月 09日


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